スーダンの食生活
スーダンではどのような食事をしているのか、気になりますよね。
実はスーダンは、アジア、中近東、地中海からの食文化を取り入れている為、非常に豊かな食生活をしています。
なかでも、以前イギリスに統治されていたので、ミルクティは本格的で絶品です。
女性たちは料理が出来ないと一人前とみなされないので、その腕前は確かです。
トマトを中心として展開する煮込み料理、具材にはオクラ、モロヘイヤ、鶏肉、羊の肉、牛肉、インゲン豆、ひよこ豆など、まだまだたくさんあります。
ピーナッツクリーム(バター入りではない)のダコワを使ったサラダも逸品です。
茹でた金時豆に塩チーズが一般的な食事で、街中の小さなお店で、これだけは買う事が出来ます。
入れ物を持って行き、買う人もいるんですよ。これには本当に懐かしさを覚えました。
バターを使用していないパンも、非常に素朴で噛むと素材の味がしておいしいです。
私は日本のパンより、スーダンのパンが好きになりました。
ところで食事時間ですが、朝食:午前10:00頃~12:00頃
昼食:午後5:00頃~6:30頃(夕食を摂る家庭は、昼食時間を早めにするようです)
夕食:午後9:00頃~10:30頃(最近は体によくないと夕食を摂らず、ミルクティに
ビスケットのみの家庭が増えた)
一日三食食べるようになったのは最近の事で、まだまだアフリカの食生活である一日二食の家庭が多いです。
彼らは右手のみで上手に食べますが、よく見ると彼らのその指(特に人差し指、中指、薬指)は長いのです。
手で食べていると、指でうまくコントロールできるように長くなるのかなぁ~と思ったのでした。