第2のアラブの春のつめ跡
非常事態宣言が解除されたスーダンに、1年5ヶ月振り入りました。
空港から移動中、デモの為に築かれたバリケードは、もちろん既に撤去されていましたが、その痕跡はありました。
軍のビルが、ハルツーム大学の近くとあって、大学の塀には、政府や軍部に対する抵抗の思いが、描かれていました。
虐殺された120人以上の若者の似顔絵が、至るところに移動中の車から、見つけることができました。
しかし、あの虐殺の映像をニュースで観た私にとっては、軽い気持ちでその絵の前を素通りできない気持ちになりました。
8月の終りに、軍と反政府組織との調印式が行われ、今後は良い方に改革が進むとききました。非常に期待しているところです。胸が痛くて、壁の若者の写真は撮れませんでした。