不動産屋の賃貸事情
皆さん驚くかもしれませんが、スーダンにも不動産屋があります。
ローカルにも、もちろんありますよ。
スーダン人が一般的に借家を賃貸する場合、人を介して物件情報を貰います。
誰がそのような仕事をしているのか、皆さん知っています。
だから、物件を持っている人は、紹介してもらった人にお礼金を払っています。
そのミドルマンという仕事で、副業をしている人もいます。
私達外国人の殆どは、不動産屋から物件を見せてもらいます。
その方が安心ですし、ボッタ繰られる事が少ないからです。
料金だけを考えると日本と全く変わりません。
だいたい月額1000$以上から紹介してきます。
高いですよー。びっくりです。
ただ間取りは大きな部屋が多いです。
日本でいうマンションタイプですが、驚くのは、家具、ベッド、ガスレンジ、冷蔵庫、全自動洗濯機
テレビ(それも薄型)、クーラーに扇風機、入居してすぐに生活ができるようになっています。
食器も種類こそは少ないですが、一家族が生活できるようについています。
それを考えると安い!
ですが、家賃の支払いは月払いではなく、半年分、一年分を一括して支払うのが常識。
そのまとまって入った賃貸料で、不動産屋は汚くなっているところを掃除したり
壊れたところや電気関係を修理します。
だから入居は最低でも一週間待たなくてはならないです。
ですから、物件を見せて貰う時は、まだ何も整えていないので汚くて驚きます。
特にトイレやシャワーは日本人の私には受け入れられない汚さです。
それでは、すぐに入居できない?!
いえいえ、すぐに入居できる高ーい家賃の部屋もあります。
しかし、直ぐに壊れる水回り、直ぐに切れる電気、水漏れするクーラー
こんな状況を考えると、1000$以上の家賃はどうなの?と思ってしまう
賃貸事情です。