スーダンコーヒー
地方での活動を癒してくれる一つに、午後のコーヒータイムです。
隣国エチオピアから焙煎前の乾燥された緑色の豆が入って来ます。
フライパンでその豆を、真っ黒になるまで、炭火で煎ります。
仕事が終わった帰り道、その煎った強い香りに深呼吸。言い様のない心地よさに、疲れも飛びます。
真っ黒に煎ったコーヒー豆を「フンド」と言う木の入れ物で、リズミカルに動かしながら、粉状にしていきます。
そして、そのコーヒーと好みのスパイスを熱したお湯に入れ、沸騰する前に火から外し、小さなカップに濾しながら注ぎます。
ちなみに私はシナモンコーヒーが好きですが、スーダン人は様々なスパイスと、信じられない量の砂糖を入れて、飲んでいます。
でも、煎りたてのコーヒーを、直ぐにいただけるなんて、なんと贅沢なことでしょうか。