ビザ

入国に際してビザが必要です。
ビザの取り方についてはスーダン大使館のホームページを参考にしてください(日本語OK)。

保証人

スーダン人の保証人が必要なので、現地から招待状を貰う。
この招待状は現地に入国の際、機内で入国証を書くときに必ず必要ですし、入管でも提示を求められる時もあります。
そして現地での行動に必要な時があるので、必ず身につけておくこと。
入国してすぐにステイビザを取らなくてはなりませんが、保証人あるいは現地の人と入管に行き取得してください。

通貨

スーダンポンド 日本ではもちろん両替はできないので、まずは日本国内で米ドルに両替をして現地に持参。
そして現地で米ドルからスーダンポンドに両替をする。両替に関しては現地の人に相談した方がお得。
現地の銀行での両替はお薦めしません。

エアライン

エミレーツ、エティハド、カタール、トルキッシュ、エジプト(中東で事件があるたびに成田乗り入れを閉鎖される)
もっと利用出来るエアラインはあるかもしれませんが、一般的なエアラインを紹介しました。
ただハルツーム到着時間がそれぞれ違うので、よく確認が必要です。

ホテルの予約

できたら保証人に予約を頼んでおいた方がベスト。機内で書きいれる入国証にも滞在場所を記入する個所があります。
記入がない場合は入国できない事がありますので注意。
ホテルはたくさんあります。空港の近くやナイル川沿いに多くあります。

コリンシアホテルやロターナホテルは1泊料金はかなり高いです。(200ドル~)
アフリカだから安い!と思っていたら、ちょっと期待はずれです。
私たちが一般的に利用するのは、アバジャルホテル(ちょっと現地人と発音が違うけど)60ドル~
私がおすすめしたいのは、カフェ OZON の真ん前にあるパレスホテルです。70ドル~
最近オープンしましたが、朝食のバフェ(バイキング)は日本人の口にあいます。どちらかというとおいしいです。
ちなみにほとんどのホテルで朝食はバフェスタイルです。ただ朝食の時間帯はスーダンタイムです。
隣国エチオピアから入ってくるコーヒーと現地特産のミント&レモンジュースを是非是非味わってください。
これらは格別ですよ。
ちなみに現地ではレモンをレイムーンと呼んでます。

現地での交通

現地人の足のバスはたくさんありますが、外国人はタクシーが良いです。
タクシーには、イエローキャブ、アムジャッド、ラクシャがあり
行動範囲によって乗りわけが必要です。但し全部クーラーなしです。
ドライバーは殆ど英語が話せませんが、どちらかというとイエローキャブのドライバーは英語が話せる人が少しいます。

パーミッション

首都から地方に移動する場合、外国人は外出許可証(パーミッション)が絶対必要です。
これを持たずに地方に移動し警察に見つかったら大抵はつかまります。
日本大使館まで巻き込むことになりますので、注意が必要です。
観光、ビジネス共に、同じパーミッションでOKですが、一度利用したら、同じものは使えませんので再度取得しなければなりません。
取得する機関へは保証人と一緒に行くとよいです。
何かの申請を現地でする際、写真は必需品です。ビザ用か証明用サイズの写真を持参してください。

服装

イスラム国家なので、やはり女性はできるだけ肌を見せない方がベスト。
暑い砂漠の日差しは痛く感じるので、半袖より長袖が良いですが、私は常に半袖です。
女性が身に着けているタルハ(スカーフ)は、私たちは外国人だから必要ないですが、
帽子や日傘は必需品。
秋、冬は、日蔭はかなり寒さを感じるので、ジャケットが必要です。
砂漠の国なので、道路は砂でいっぱいです。靴類は履きやすい物を持参してください。
そして部屋では風通しのよい履物が良いです。
私はいつもビーチサンダルです。スーダン人も履いているので、逆に変に喜ばれます。

胃腸薬 解熱鎮痛剤、蚊取り線香 虫よけスプレーは最低でも必要です。
地方に行ったら特に虫よけスプレーをして休んでください。
蚊取り線香はよく効きますよ。

お土産

日本からお土産を持参する時、日本的なものを考えると思いますが、現地ではあまり日本の文化を知りません。
若者は日本のアニメを通して日本文化を理解しているので民芸品なども喜びますが、それでもちょっと考えた方が良いと思います。
私は、少し重いお土産ですが袋入りのチョコやキャンディ、お菓子、Tシャツ、アニメグッズ、女の子にはアクセサリー、キティちゃんグッズ等々・・・
スーダン人は暑くて汗をダラダラかいても、その汗を拭くことは殆どしません。だからハンカチなどは意外とお土産になりません。プレゼントしても習慣的に持ち歩かないので、すぐに失くします。
それから、100均の物はあまりお薦めしません。中東の国に日本の100均のお店が出店しているので、中東によく行く彼らは、そこの商品をかなり知っています。
相手をよく考えて持参してください。それでも日本の高価な民芸品が良い方もいます。

食べ物

現地の物を口にする時 お水は絶対に買って飲んでください。訪問する時も持参し絶対にそれを飲む事。
注意するに越したことはないです。人によっては買ったお水を出してくださる方もいます。
その時は構いませんが、現地の水道からの冷やした水は絶対に飲んではいけません。
地方に行った場合も含め、訪問先で出される食事は大丈夫だと思いますが
あまりわけのわからないものが出てきたら、絶対に食べてはいけません。
勧められても、丁寧に断ることがベストです。
まして地方のレストランでの肉系は注意してください。
色々と免疫がない日本人は、これでバクテリアにやられます。
バクテリアに侵入されたら、もう大変です。注意してください。
フルーツは唯一安心して食べる事ができます。
熟してから店頭に並べるので、どれもこれも本当に日本では味わえない美味しさです。
マンゴー、グレープフルーツ(レッド)、スイカ、メロン、オレンジ、バナナ、リンゴ(輸入)ぶどう(輸入)
本当に感動します。是非味わってください。

コーヒー、紅茶はとてもおいしいです。特にコーヒーは強い(濃い)です。
エチオピアから入るので生から煎って出してくれます。香りが非常によく引きつけられます。
ただし濃いので砂糖を入れないと飲めないです。スーダン人は砂糖をたくさん入れます。
是非是非トライしてみてください。

その他、注意事項

海外で多いのがひったくりですが、スーダンも同じです。特に夜間での歩きの外出は要注意です。
それから、写真を撮ることは最も注意をしなくてはなりません。スーダンは軍事国家です。
無断で撮れば捕まります。気を付けて! 首都でも地方でも写真を撮るときは、必ず許可を取ってから撮ることをお薦めします。